休眠預金プロジェクトに際しての活動記録をここに記載していきます。
さまざまな社会課題を解決するための民間活動に、休眠預金を財源とした資金を活用することが、休眠預金等活用法に定められています。社会課題としては、いわゆる社会的弱者の支援や地域の活性化など、優先的に解決すべき課題として次の3つを挙げて「誰ひとり取り残さない持続可能な社会」作りに貢献しています。
●子ども及び若者の支援に係る活動
●日常生活または社会生活を営む上での困難を有する者の支援に関する活動
●地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に関する活動
こうした休眠預金の活用は、日本だけでなく、いち早く基金を設立したアイルランドをはじめ、イギリスやフランス、カナダ、韓国などでも休眠預金を活用した事業を展開しています。
国や地方公共団体による従来の公的制度では対応が困難な社会の諸課題に、民間の創意工夫を活かし、指定活用団体であるJANPIAとJANPIAが公募選定する資金分配団体、またその資金分配団体が公募で選定する実行団体の三層構造になっており、これらの三者が「連携」し事業を進めていく点が他国にはないユニークな仕組みで、西本願寺白光荘は、令和5年度から、この実行団体として「みんてら」事業を進めています。